【からつボート(モーニング)一般】関口智久 優出ならずも「ゾーンに入っている」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
関口智久(46)=埼玉・83期=の6枠から臨んだ準優は悔しい5着。今年2回目の優出とはならなかった。それでも今節は予選ラストで豪快な捲りを披露して勝負駆けに成功。準進戦では5着ながらも、上位着順差で18番目に滑り込み準優切符をゲットするなど大いに見せ場をつくった。
節序盤は2連対率20%と低調な相棒の52号機に、「出足が悪い」と不安の色が隠せなかった。まずは「足よりも乗り心地を求めたい」と連日ペラ調整に没頭。すると相棒がしっかり応えてくれた。「ゾーンに入っていると思いますし、乗りやすいですよ」と気配は上昇。さらに、「回った後も前に進んでいるし、20%の感じはなくなった」。優出こそ逃したが、丹念な調整で上向かせた機力を味方に、最終日も激走を見せる。
▼11R 内寄りの3人に人気が集中しそう。4コースの別府昌樹の気配がイマイチで、5コースの関口がスリットから優位に立てば、1Mは果敢に握って良配当をもたらす。1―5=23。