【大村ボート(ナイター)西スポ杯】高憧四季が女子唯一の予選突破
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
今節の男女混合戦は8人の女子選手が出場。その中で高憧四季(25)=大阪・124期=が女子で唯一の予選突破を果たした。
予選ラストとなった前半8Rの2コース戦は男子選手を相手に、5番手から猛烈な追い上げで前の2人を追い抜くファインプレー。5着なら予選敗退だっただけに値千金の3着となった。一緒にレースを走った山本兼士も「四季ちゃんに女子力を発揮されたよ」と同支部の後輩をたたえた。
機力も前検から平凡な手応えだったが、1Rからペラ調整に奮闘。「すごく進んでいて良かった」と一変したことで〝逆転劇〟を大きく引き寄せた。
昨年3月にデビュー初Vを飾って以来、優勝から遠ざかっていたが、今年11月の4日間開催の男女混合戦で通算2回目の美酒を味わった。今回も同じ短期間の混合戦。相性のいい舞台でVへの望みをつなぐ。
▼準優10R 高憧は一撃が望める4カド戦。軽量の利を生かして波乱を起こす。4―全―13。