【住之江ボート(ナイター)SGグランプリ】中間整備での激変機に注目
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
住之江の現エンジンは初下ろしから25節が経過。エンジン相場は完全に固定されており、素性の差は歴然としています。そこで、エンジン素性のランクを表にしてみました。
グランプリ、特に住之江のグランプリはエンジン抽選がものをいいますが、今回はトップ3と賞されるエンジンを馬場貴也、毒島誠、池田浩二がゲット。選出1、2位の2nd1号艇である馬場と毒島が飛びきりの良機を獲得した上に、この両者が前検タイムの1、2位。今節の大勢は決まったといっても同然です。
ただ、この評価に風穴をあけそうなのが〝中間整備〟。今節前に菊地孝平、平本真之、定松勇樹、松井繁、瓜生正義のエンジンに中間整備が施されており、これで評価が激変しているのは確か。特に平本の58号機のように転覆等の事故後の中間整備ではなく、明らかにエンジンのパワーアップを狙った松井の66号機と瓜生の33号機は元の素性より2ランクはアップしている模様。中間整備で激変したエンジンの威力は、担当している福岡でも嫌というほど見せつけられているので、この両者からは目が離せません。
▼11R 瓜生正義は直前の福岡周年でも、Cランクのエンジンで快速仕立て。ペラ調整も当たっているので、とんでもないパワーになるかも。6―23―全。
▼12R 松井繁は機力さえしっかりしていれば、地の利は明らかに上。握る定松の攻めに乗って、的確に差し抜ける。4―13―全。