【住之江ボート(ナイター)SGグランプリ】豊田健士郎 春に残した宿題をこなす
春の悔しさを晴らした。SG2度目の出場の豊田健士郎(28)=三重・115期=が2日目4R、インからゼロ台のSを踏み込んで逃げ切り、SG初勝利。SG初出場だった3月の戸田クラシックは未勝利だっただけに、「本当は3月にやっておかなければいけないこと。だからうれしいというよりはホッとしました」。今年の宿題を今年のうちに終わらせたことに胸をなで下ろした。
9R発売中には恒例の水神祭が行われ、「寒い寒い」と寒風が吹きすさぶピットで震えながらも、同じ東海地区の仲間などからの手厚い祝福に喜色満面。加えて、「グランプリに出る選手にはまだ遠く及ばない。来年のクラシック(若松)にも出られそうなので、次のSGにはもっとレベルを上げて出たい」ともう一段の成長を誓った。