ボートレース

【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】滝川真由子に元愛知支部の魂/津田裕絵は苦手のインを克服へ

【ボート王国九州・山口!】
 シリーズ戦の郷土勢は3人だけと、はなから少数部隊だが、そのうちの一人の日高逸子(63)=福岡・56期=がこの日の後半、無念のF。Vの望みは残る2人に託すことになった。

 まず準優入りへ、どうにか踏ん張りたいのが6.00で15位タイの滝川真由子(37)=長崎・102期=だ。「日高さんが残念な結果だったので、九州勢としてその分も頑張りたい」

 この日はやや気配上昇で後半は2着に奮闘。「回り足が少し良くなった」。加えて、蒲郡に対する思いも結果に表れた。「元愛知支部として頑張りたいですから」。結婚で長崎に移ったが、元々が慣れ親しんだ水面で躍動。予選ラストに残ったのは5号艇。舟券に絡んで準優切符をつかむ。

デビューから結婚までは愛知支部だった滝川真由子

 津田裕絵(38)=山口・100期=は5.00の23位。ボーダーよりも下だが、最後に残ったのは1号艇。「でも私、インが苦手なんですよね」。インはただいま7連敗中。確かにそうかもしれないが、4日目の出番が3Rというのは、大きな希望の材料だ。

 というのは「夜になると合わないけど、前半の昼間の時間帯ならいいんですよ。3日目前半(2R)の回り足も良かったですから」。昼間のレースに組まれたことを前向きに捉えて、白星へと全力投球する。

予選最終日は1号艇で1走の津田裕絵
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