【若松(ナイター)一般】西山貴浩 どこまでも粘っこく

<記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ>
どこまでも粘っこいのが、西山貴浩だ。「勝ちにこだわるレースをしたい」と闘争本能をあらわにして迎えた今節は3日目を終えて、3、2、3、1、2、5着。イン戦で挙げた1勝のみと本人にとっては消化不良だが「キャリーボディーを3個試して、一番良さそうな物に換えたけどダメ」と整備に追われる毎日の中でこの成績は、やっぱりさすがだ。
現在の得点率は5位の7.67なので、準優1号艇の望みを存分に残す。しかも予選最終走は、今節2回目の1号艇と最高の巡り合わせだ。「別のキャリーボディーに換えようかな」。準備に全く抜かりのない男がここで2勝目を挙げて、吉報を待つ。
▼5R 西山がめいっぱいのSを叩き込んで完封。あえて伊藤を3着づけに。1―234―5。
▼11R Sの信頼が高い西山に一撃を期待する。4―6=全。