【からつボート(モーニング)一般】27歳になった梶山涼斗「今期はA級だけを目指します」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
初日は2、1着と快調に滑り出した梶山涼斗(27)=佐賀・121期=の2日目10Rは枠なりの3コース戦。コンマ13のトップSを放ち、1Mはまくり差しを狙ったが、2号艇にブロックされて後退。悔しい5着に終わった。
ただ、「乗り心地が良くなったし、ターンの押しはいいですよ」と丹念な調整が実を結び気配は上昇中だ。「直線はもう少し欲しいけど、この辺りでもいいのかな」と徐々に機力は整いつつある。
30日は27歳の誕生日。年を重ねるごとに力もつけてきた。前期(5月~10月)勝率は初の5点台となる5.04をマーク。今期(11月~来年4月)は、「A級だけを目指して頑張っています」と自らを奮い立たせて初のA級昇格へチャレンジしている。
今節も地元の大先輩たちの胸を借りつつ、成長した姿を結果で示す。まずは第一関門突破に照準を合わせる。
▼3R 好素性の66号機に乗る山下心一の展示タイムが優勢。3着に食い込み好配当をもたらす。1―34―6。
▼9R 梶山は半年間の6コース3連対率が36%と高く、大外でも軽視は禁物。13―6=123。