【下関ボート(ミッドナイト)一般】「MNBR下関10th 日本財団会長杯」が6日に開幕
下関ボートでは6日、「MNBR下関10th日本財団会長杯」のミッドナイト4日間短期シリーズが開幕する。
断然の主役を張るのが守田俊介だ。昨年は1月の徳山で早々と優勝すると、続く2月の地元びわこでもV。3月に入ってからはさらに勢いが加速し福岡、大村、三国で3連続優勝。5月からは記念あっせんが主体となり、なかなか優勝のチャンスが巡ってこなかったが、12月の尼崎ではオール3連対で優勝し年間6V。これで今年3月の若松SGクラシック出場を確実なものにした。当地も出走回数こそ少ないが、3優出1Vの戦績で水面相性も悪くない。直前のびわこ年末シリーズでFを切ってしまったのは痛いが、S力はボート界でも屈指のものがある。持ち前の速攻戦で今年初Vを挙げてみせる。
森永隆が地元の牙城を守れるか。直前の徳山お正月シリーズでは手堅い走りで予選を3位で通過。準優をイン逃げ快勝すると、予選1、2位の選手が相次いで敗れたため、優勝戦1枠を手にした。このチャンスをしっかり生かし切って、2023年6月徳山以来、通算5回目の優勝を達成した。当地は通算4優出でVはまだないが、この勢いに乗って下関初優勝を目指す。
女子勢では渡邉優美に注目したい。昨年は2月びわこのGⅡレディースオールスターで初の特別戦Vを成し遂げた。暮れの蒲郡プレミアムGⅠクイーンズクライマックスでは2枠で優出するも6着で、GⅠ初戴冠は今年へ持ち越しとなったが、女子の中ではトップクラスの実力があることを改めて証明した。当地は21年から5連続優出中と相性面もバッチリ。今年の走り初めとなるここで初笑いといきたい。
その他では昨年9月のびわこ周年記念でGⅠ2回目のVを達成して復活を印象づけた深井利寿に、尾嶋一広、藤岡俊介、重木輝彦の兵庫支部トリオ、西野雄貴、荒井輝年、末永祐輝、加藤翔馬、宮田龍馬らも争覇圏だ。