【からつ(モーニング)一般】山下夏鈴 あとは自分との闘い

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
山下夏鈴が機力に大威張りだ。2日目のオープニングレースでは、6コースからトップタイミングのタッチSを放つと「スリットからのぞいた感じ」と強力な伸びの後押しも受けて、一気のまくり勝ち。イン受難の幕開けとなる特大弾を放った。後半こそ4着に敗れたが、エンジンは快調そのものだ。ただ、機力が良過ぎるだけに「レースで余裕がない」と好パワーを持て余し気味。「足は抜群で上位はあると思う。自分に余裕を持っていきたい」。自分との闘いに勝って、上位争いまで一気に上り詰めてみせる。
▼9R カド犬童もSは早いが、山下はその上もまくれる伸びで一撃。5―124―124。