【びわこボート・GⅢオールレディース】小芦るり華　足りない舟足は相性でカバー

　小芦るり華（27）＝佐賀・118期＝は、予選ラストを3着で締めた。ただ「レースで自滅しちゃいましたね」と3番手を航走しながら2周1Mで逆転を許した。最終2Mで3着を奪い返したが、ジェットコースターのような展開に「何とか取り返しましたね」と苦笑いでレースを振り返った。

　今節は序盤から手応えを感じられなかった相棒の63号機も「前検に比べたら全然違いますよ」と日を追うごとに上昇。「いい人にはやられるけど、4日目後半のリング交換でめちゃくちゃやられる感じではなくなった」。第二関門突破へ向けても最低限のレベルまでには整いつつある。

　「着は取れる足だけど、突き抜けるまではないですね」とパワー不足こそ否めないが「びわこは得意だと思っているので何とかしたいですね」。2023年の2月には、優出（5着）も果たした実績のある水面。足りない舟足を相性の良さでカバーして、2年ぶりのベスト6入りを決める。