ボートレース

【からつボート(モーニング)一般】長尾萌加「今年の目標は予選突破」

【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
 養成所チャンプ決定戦準Vの実力は伊達ではない。2023年11月、デビュー2節目にして早くも水神祭を挙げたダイヤの原石、長尾萌加(23)=岡山・133期=が今節も奮闘している。

 初日は4着2本と大崩れのない滑り出し。2日目の1走は6号艇で登場した。1周1Mはブイ際を鋭く差すと、BSはグイグイ伸びた。道中は2、4号艇との激しい競り合いに遭いながらも、しっかり3着を確保した。ただ、「う~ん…」と一時は2着も狙える位置にいただけに、悔しさをにじませた。

 それでも、その潜在能力の高さは存分に発揮している。しかも今節は「師匠の樋口(由加里)さんにペラの調整をたくさん教わっています」と頼りになる師匠の存在が何よりも心強い。「走り方も勉強できているし、学んだことを大事に頑張りたいです」と目を輝かせて鍛錬を積んでいる。

 「今年の目標は予選を突破することです」。持ち前のセンスの良さと、誰にも負けない向上心が備わっていれば、その目標達成も遠い未来ではなさそうだ。

 ▼3R 師匠の樋口が5号艇、長尾が6号艇で登場。長尾の足はバランス型でまずまずの気配。師弟そろって上位を狙う。1―6=245。
 ▼11R 伸びる川村のまくりに期待。4―15―1256。

今節も見せ場たっぷりの好レースを披露している長尾萌加

 

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