【からつボート(モーニング)一般】笠原亮 4戦3勝の活躍で予選トップ通過
SG2Vの実績通りの走りがキラリと光る。初日は1、4着だった笠原亮(44)=静岡・84期=の2日目は5、1枠の2走。前半は1号艇・小池礼乃とのマッチレース。1周1Mをまくり差した笠原は、BSで小池を捉えると、2Mは後続の3号艇を先に回して冷静な差しハンドル。HSは握って回った小池と再び並走したが、2周1Mで内から優位に先マイを果たし決着をつけた。後半のイン戦もきっちり制して予選は連勝で締めた。得点率は前日の9位から一気にトップに浮上。今年初Vへ、王道のレースに乗った。
今節は「これ前も自分が乗ってますね」と9月の当地戦でも引き当てた46号機が再びの相棒で、調整の手の内は知り尽くしている。「不安なところはないし、もう少し上位に行けそう」とさらりと機力を整えて、あとひと足を求めてもうひと仕事。
3日目の準優は12R。「1号艇はプレッシャーがかかりますからね」と重圧を口にしたものの、「明日(3日目)は冷えるなら、それはいい傾向」と機力には自信がある。まずはV戦1号艇の獲得へ全力を尽くす。