【若松ボート（ナイター）一般】佐藤大佑　良質なSで見せ場をつくる

　佐藤大佑（34）＝東京・106期＝は初戦の6R、枠なり2コースからツケマイを敢行。佐藤をマークしていた山田佑樹に差され惜しくも2着だったが「仕事はできました」と満足げにレースを振り返った。

　直前の江戸川では、準優6枠から大外まくりを決めて白星で優出権を手にすると、V戦も2コースから勢いよくまくって攻めた。これも決まり、準優の得点率最下位から大逆転での優勝劇を果たした。「いい調整ができていたし、質のいいSも行けた」と全ての要素がかみ合った上でのVだった。

　リズム良く臨んだ今節も1走目にして手応えあり。「自分でもいい調整ができたし、あとはペラを微調整するくらい」とロングシリーズにおいて、いち早く調整の方向性も決まった。

　「今後はSの質を求めたい。最近は伸び系の調整をする選手も増えているけど、自分が差を付けられるならそこかなと思う」。今節も果敢なスリット攻勢で見せ場を演出してくれそうだ。