【下関ボート(ナイター)GⅢ企業杯】GⅢ「長府製作所杯」が21日に開幕
下関ボートで21日、GⅢ「長府製作所杯」の6日間シリーズが開幕する。企業杯ということで全国各地から精鋭が集ってハイレベルな戦いが繰り広げられる。その中でも断然の主役と言えるのが桐生順平だ。昨年は6月の戸田周年記念を制し、地元周年連覇の偉業を達成。さらに10月の戸田SGダービーでは3コースから豪快なまくりを決めて悲願の地元SG初制覇を成し遂げた。年末の住之江グランプリ(GP)では5年ぶりに優勝戦の舞台に立つと、イン毒島誠をあと一歩まで追い詰める2着だった。今年は2017年以来となるGP制覇へ年初から気合を入れてくるに違いない。ボート界屈指のスピードターンで下関ファンを魅了する。
対抗格が佐々木康幸だ。23年はVなしと不調に苦しんだが、昨年3月の三国で約1年2カ月ぶりの優勝を果たすと、続く戸田では24場制覇となるメモリアルV。その後も同月とこなめ、4月地元浜名湖、9月のとこなめでVと、19年以来となる年間5Vで完全復活をアピールした。ダイナミックな走りで桐生を止めてみせる。
その他では直前の尼崎で早くも今年初Vを挙げた古澤光紀に、当地は15優出5Vで水面相性は抜群の森永淳、昨年は19優出と安定感抜群の岡村慶太、スピード光る高野哲史らが争覇圏。山田雄太、松崎祐太郎、前田聖文、片橋幸貴、原田才一郎らも虎視眈々(たんたん)とVを狙う。