【からつボート(モーニング)ルーキーS】田中宏典「準優の隅っこの方に居たいですね」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
田中宏典(25)=佐賀・129期=の初日は9Rの1回走り。一時は4番手を航走していたが、2周1Mで強烈なツケマイを披露。前を走る4号艇を抜き去り3着を奪取した。
相棒の41号機は2連対率58%を誇る良機。「レース足がいいと思います」と額面通りの動きにまずまずの手応え。それでも「直線がもう少し」とまだ大満足の域には到達していない。
今年から、からつのフレッシュルーキーに抜てきされたホープは「フレッシュの間にここ(からつ)で準優勝戦にいい枠で乗りたい」とりりしい表情で抱負を語ってくれた。ただ今節の目標は「準優では外枠の隅っこの方に居たいですね」と控えめだ。
優秀な相棒のポテンシャルを最大限に引き出し、外とは正反対の1号艇という隅っこを勝ち取る走りに期待したい。
▼3R 気配良好な大澤風葵がまくり策なら、田中にも逆転のチャンスは十分。4―35―135。
▼12R インの藤原碧生が気配ひと息。足色がいい砂長知輝がカドから自在に突破する。4―12―1236。
