【からつボート(モーニング)ルーキー】上原崚「A級に上がりたい」そして「甲子園に出たい」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
3日目後半の4着以外はオール3連対にまとめていた上原崚(29)=東京・125期=が、予選ラストの4コース戦も2着を確保した。得点率は6位で、前走地の多摩川に続く予選突破を果たした。
「行き足から出ていく感じ」と前節Vの46号機が安定感のある走りを支えている。「上には上がいると思うけど、この感じで準優に挑みたい」と準備万全だ。
今年の目標は「A級に上がりたいし、(ボートレース)甲子園にも出たいです」。上原は数少ない沖縄出身レーサーの一人。「沖縄代表としてチャンスはあると思う」と出場を熱望。「そこで上のレベルの人たちとレースをしてみたいです。勝てないかもしれないけど、勝てないなりに何かをつかみたい」と青写真を描く。
5日目の準優は2号艇。値千金の一打を放って、昨年10月の江戸川以来となる優出切符をつかみ取る。
▼12R 上原が狙い澄ました差しを入れて、難攻不落の末永和也に立ち向かう。1=2―3。
