ボートレース

【とこなめボート・PGⅠBBCトーナメント】宮地元輝&岡崎恭裕 いざ福岡へ

今年の賞金レースを引っ張る宮地元輝

【ボート王国 九州・山口!】

 今年に入って〝同じ理由で〟目の色が変わっている選手が2人いる。何といっても目立つのは宮地元輝(38)=佐賀・100期=で、今年はからつの正月レースに、GⅠ下関周年と高額賞金レースを次々に制覇。早くも1638万円を稼いで年間獲得賞金額でトップに立っている。「1月1日から、完全にスイッチを入れましたから」。理由は明瞭で自らが、〝どこよりも愛するレース場〟と公言する福岡ボートでチャレンジカップが開催されるから。「自分の中では11月の福岡のチャレンジカップがグランプリ。全てのレースを勝つつもりで走っている」。ほとばしる気合はピットでもあふれかえるほどで、高額賞金の今回も緩めるつもりは毛頭ない。

今年は完全復活を期す岡崎恭裕

 同じ理由なのは岡崎恭裕も。昨年は近年にない不振にあえいだが、元から福岡のSGやGⅠを勝つことがレーサー人生の最大の目標と話すほどだけに、福岡でSGが開催されなかったことがメンタル面に与えた影響が大きかったのは言うまでもない。「今年はどうしようかな」とちゃめっ気たっぷりに笑うが本心は次の言葉に集約される。「11月に向けて頑張りましょうかね」。いざ鎌倉へではなく〝いざ福岡へ〟。完全復活ののろしを上げるためにも、このトーナメントを勝ち抜いてみせる。
 

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