【とこなめボート・PGⅠBBCトーナメント】上野真之介 ダブルの流れに乗る

【ボート王国 九州・山口!】
今年のGⅠ戦線は下関周年が宮地元輝、江戸川周年が山田康二と佐賀勢がジャック。質量ともに現在のトップ戦線をけん引する最強支部が、今年も戦線をリードしている。その流れに乗りたいのが、上野真之介(36)=佐賀・102期。「僕一人だけずっこけていますけどね」と優勝戦1号艇を勝ち取りながらGⅠ初Vを逃した昨年12月の三国周年を例に挙げて自虐的に笑ったが、もちろん本心は違う。
昨年は同期の河合佑樹がSG初優出初Vからグランプリに進出した上に、前田将太もグランプリシリーズでSG初V。102期勢から続々SG、GⅠが生まれているということもあって、このまま自分だけが埋もれていくわけにはいかない。「佐賀と同期のどちらのいい流れにも乗りたい」。実力的にも経験的にも機は熟している。特別戦初Vへ今度こその思いを今大会にぶつける。