ボートレース

【からつボート(モーニング)ルーキーS】機力不足に苦しむ常住蓮「展開をしっかり狙えるように」

準優はまさかの2着に終わり、優勝戦は4号艇で臨む常住蓮

 「足の差を感じました」。準優11Rに1号艇で登場した常住蓮(24)=佐賀・126期=だったが、2号艇の坂本雄紀に差されてまさかの2着。「2番とは足が全然違っていた」と素直に完敗を受け入れた。

 今節は機力不足に苦しんだ。タッグを組む49号機は2連対率が25%しかない低調機。「目に見えて悪いかもしれないけど、周りにばれないようにしたい」と序盤は悲愴(ひそう)感を漂わせていた。

 連日の大整備にペラ調整と手は尽くしたものの、「自分から仕掛ける足はない」と納得の域には到達していない。ただ、「ピット離れはいいので、戦略を一晩考えたい」と決して白旗を揚げたわけではない。

 優勝戦は4号艇で臨む。「展開をしっかり狙えるように」。機力はなくても腕がある。勝負どころで最高の一打を繰り出し、トップルーキーを務める今年のさらなる飛躍へつなげる。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena