【下関ボート(ミッドナイト)一般】「マンスリーBOATRACE杯」が31日に開幕/本年度11回目のミッドナイト開催

下関ボートで本年度11回目のミッドナイト開催の「マンスリーBOATRACE杯」が31日、開幕する。有力選手が多数参戦の4日間短期シリーズ。
悲願の地元初優勝を目指す井本昌也に期待したい。昨年、デビュー初Vは達成。10月に芦屋で枠なり4コースからコンマ15のトップSを決めて豪快にまくった。当地は昨年8月に優出(5着)し、直前のお正月シリーズでも優出(4着)と2連続優出中で、水面相性も良好。地元初Vへの気運が高まる。
井本に立ちはだかるのが藤原碧生だ。昨年は年間5Vの大活躍が認められ最優秀新人に輝いた。今年も1月の多摩川ルーキーシリーズでVとその勢いはとどまることを知らない。当地も昨年9月のルーキーシリーズでイン逃げVを飾っており、本領発揮の態勢は整っている。岡山支部の将来を背負って立つスター候補が下関連続Vへ自慢のスピードを見せつける。
ベテランの上平真二も当地巧者。下関は3連続優出中で、通算22優出は地元選手を含めた今節の全選手で最多を誇る。2015年4月以来、約10年ぶりの下関Vへ堅実なさばきでポイントを積み上げる。
その他では当地は4Vの実績があるインファイターの石川真二に、山下和彦、妹尾忠幸、渡辺浩司、三浦敬太らもV候補に挙がる。地元勢は井本の他に、江本真治、竹田辰也が地元の牙城を守るために気合を入れての参戦。一走たりとも落とせない短期決戦に注目だ。