【ボートレース】このほど現役引退の川上昇平が養成所実技教官に就任
日本モーターボート競走会は31日、1月19~24日の大村ボート一般戦を最後に現役を引退した川上昇平元選手(55)=長崎・67期=を、3月からボートレーサー養成所(福岡県柳川市)の実技教官として迎え入れることを発表した。
川上元選手は1990年11月に大村でデビュー。その節の最終日に初勝利を挙げ、93年7月に住之江で初優勝を果たした。
SGは2000年のメモリアルに出場。GⅠは優出2回。28期連続を含む通算47期にわたってA級として活躍し、通算で1881勝、200優出、36回の優勝を挙げた。生涯獲得賞金は約7億9262万円。1月30日付で選手登録を抹消された。
川上元選手は「34年以上にわたりボートレーサーを続けさせていただき、多くのファンの皆さまや関係者の方々に大変感謝しています。これからは実技教官という立場で業界に貢献できるよう、『礼と節』を重んじ、選手としての心構えを伝え、養成員それぞれがなりたい選手像を目指せるよう、指導してまいります」と抱負を語った。
