ボートレース

磯部誠 3度目GⅠ制覇 賞金12位浮上 京極賞 【まるがめ】

純金の振興会会長賞メダルを手にした磯部誠=デイリースポーツ社提供
純金の振興会会長賞メダルを手にした磯部誠=デイリースポーツ社提供

 まるがめボートのG1開設70周年記念「京極賞」は17日、最終12Rで優勝戦を行い、1号艇で人気を集めた磯部誠(32)=愛知=がインからコンマ08とSを決めて逃走。G1は3回目、通算では36回目の優勝を飾り、グランプリ初出場に大きく前進した。2着は地元期待の片岡雅裕。3着には丸野一樹が入った。

■ヒーロー

 磯部がシャープなターンで圧逃した。インからSを決めて1周1Mを先マイ。バックでは出足の良さを発揮して後続を引き離し、1周2Mを先に回って決着をつけた。「ターン回りは節一だったしバックでは勝利を確信した。今節は賞金の上積みを考えて来たが、周年はまだ勝ったことがないので、途中から優勝を意識した。勝てて良かった」と笑みがこぼれた。

 2020年9月ヤングダービー(びわこ)、今年2月東海地区選(とこなめ)に続く3回目のG1制覇で賞金ランクは12位に浮上。SG・グランプリ(12月13~18日・大村)出場に大きく前進した。「まだ味わったことのない場所なので、これからゆっくり考えます」とニンマリ。次節のSG・チャレンジカップ(22~27日・鳴門)から年末の大一番に向けて、台風の目になりそうだ。

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