【芦屋ボート(モーニング)西スポ杯】今垣光太郎 不屈の走りで予選落ち回避だ
多くの支持を受ける北陸のスターは、まさかの滑り出しにもめげない。今垣光太郎(53)=福井・63期=の初日は、前半が進入固定の1枠で3着、3枠で3カドに引いた後半のドリームは転覆の結果に終わった。
ただ不運もあった。ドリームの転覆は、左右の2艇に挟まれるような形になり、直線でへさきが浮き上がっての転覆。ターンでなく直線での転覆は、決して多くないアクシデントだ。
レース後は素早く着替えると整備室へ直行し、一仕事を終えてから取材に応じた。「エンジンはとりあえず組み直したので、明日(2日目)はエンジンの様子を見ながら2走してみます」
予選最終日の2日目は幸いにして、出番は6、12Rと、前半の前に時間があるだけでなく、前半と後半の間にも時間がある。準優入りの目安の6.00には2走18点で到達。何としてもクリアし、予選落ちは回避してみせる。