【芦屋ボート(モーニング)西スポ杯】重成一人 泣き笑いの〝まくり差し〟
やられたらやり返す。重成一人(46)=香川・80期=が、2日目前半の敗北を、後半ですぐさま挽回してみせた。
前半4Rは絶好枠の1号艇から白星奪取を狙ったが、3コースの秦英悟にまくり差されて2着。後半10Rは白星を奪われた3コースから、お返しと言わんばかりのまくり差しを決めて、すぐさま前半レースの借りを返した。
「タイム通りの平均点の足です」と機力に特徴こそないが「あまり欲張ることなく、冷えたらチルトマイナスで、昼間は0など気温に合わせながら調整します。優勝戦の日は冷える予報なので、準優もこの使い分けがうまくはまればいいですね」。これまでの経験を生かした調整で準優に臨むつもりだ。
今年3度目の優出へ、あとはレースに集中するだけ。準優も一切の迷いなく、ファイナルへの切符をつかみ取ってみせる。