【浜名湖ボート・PGⅠスピードクイーンメモリアル】川野芽唯が準優1号艇を獲得/不満のタイムは準優で更新だ
【ボート王国九州・山口!】
準優1号艇の一角を九州勢が占めた。予選ラストをイン逃げで締めくくった川野芽唯(38)=福岡・100期=が、予選を3位で通過して、準優10Rの1号艇に座る。
前日が10位だったこともあり、全く想像になかった準優の絶好枠。レース直後は「え?3位に上がった?でも抜かれるでしょ。1号艇でも2号艇でもどっちでもいいです」と無欲を強調。そんな中で巡ってきた1号艇だけに、より大きな気持ちで臨めるのは間違いない。
3日目にやや下降した機力もこの日は回復。「ペラ調整で出足が戻りましたね。もしもペラ調整だけでは駄目だったら、リングの点検も考えていたけど、必要ないかな」と、余計な手間が一つ減って、よりレースに集中できそうだ。
不満はレースタイム。この日の一番時計とはいえ、「もっと出すつもりで走ったけど、雪で湿度が上がった分かな。思ったより出なかった」と、気候が味方してくれなかった。
その不満を解消するには、準優もすんなり抜け出すことが大前提。そしてあとは三たびのタイムアタックだ。
