ボートレース

【大村ボート(ナイター)一般】木場悠介「奇跡です」 節一の伸びを防いで勝負駆けに成功

【記者コラム・造田大の大勝負】
 木場悠介(32)=長崎・119期=が地元勢で唯一、準優進出戦に駒を進めた。得点率5.60のボーダーライン上で迎えた4日目9R、枠なり3コース進入から2着。ダッシュ勢より先に仕掛ける展開に持ち込んで、勝負駆けに成功した。

 レース後は、「Sは放ったんです。奇跡です」とホッと胸をなで下ろした。それもそのはず。隣の4カドは節一級の伸びを誇る金子賢志だったからだ。「地元なのになあ」と厳しい番組を嘆いていたが、それをクリアしたのも舟足が着実に良化しているから。「武富(智亮)さんにペラを教えてもらった。出足が良くなっているし、道中も進んでいる」と好仕上がり。また、木場にまくりを止められた金子も「木場選手の足がいいのかも」と足の良さを評価している。

 準進戦は9R5号艇で登場。地元のとりでとして、舟足を武器に何としても準優に駒を進める。

 ▼9R(木場悠介) 2号艇に金子賢志が控えており、四つある準進戦で一番波乱がありそうな構成。もつれる展開を突いて連入を果たす。123-5-123。

 ▼5R(廣瀬将亨) 「直線は悪くない。金子賢選手との足合わせでほんの少し負けるぐらい」と伸びは上位級。カド受けの渡邊伸太郎がワースト級なだけに、まくり切りは十分ある。4-16-126。

勝負駆けに成功して予選19位通過となった木場悠介
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