【芦屋ボート（モーニング）一般】山田祐也　ドリーム白星スルリも舟足に悲観なし

　山田祐也（35）＝徳島・112期＝の初日は1、2着の好調な滑り出しだったが、手放しで喜べる2走2連対ではなかった。

　前半2Rはインから押し切り1着ゴール。連勝が懸かった12Rのドリームは5コース戦。1Mではインの茅原悠紀が外の艇を警戒するような形でターン。空いた内をズバっとまくり差して、1周BSでは先頭に立った。「1周2Mで佐藤（隆太郎）選手が見えて、けん制しようと内に寄ったら茅原選手に差されてしまった」。少しの迷いを見逃さなかったグランプリ覇者の見事なターンで逆転を許し、目前だった初日の連勝がこぼれ落ちた。

　それでも「バランスが取れていて、普通より少し上はあります」とレース内容とは打って変わって舟足に悲観はない。2日目は2号艇の1回走り。渾身（こんしん）の差しを入れて初日ドリームの憂さを晴らす。