【大村ボート(ミッドナイト)一般】澁川夏が驚きの声/平凡機なのに「めちゃくちゃ出ているんですけど」
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
「このエンジン、めちゃ出ているんですけど」。前検のスタート練習を終えた澁川夏(22)=大阪・133期=が、驚きの声を上げた。「直線は誰にも負けない。これ、素性がいいんですか?」と記者に逆取材。
エンジン台帳をひっくり返しても、その40号機は目立った実績に乏しく、優出も一回きり。それも昨年10月初め(野中一平が6着)なのでもう5カ月も前の話。中堅程度の素性でしかないのだが、「とにかく直線がいいんです。浜本さんに負けないし、実績機の石渡さんとも同じくらいでした」。考えられるとすれば、前節の本体整備が当たったのかもしれない。
大村は今回が初出走。「スタート勘は特訓で調整します」と課題を挙げるが、そんなことを問題にしない可能性も大いにある快パワーだ。
▼1R(澁川夏) スタート勘をつかんで、イン、センター勢を一気にのみ込む。5-13-1236。
▼11R(清水敦揮) 大した気配ではないイン上平真二の懐を差し抜ける。2-15-1345。