ボートレース

【からつボート・GⅠ周年記念】海野康志郎「誰と走っても戦える自信はありますよ」


 

【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
 準優入りへは3着以上が絶対条件だった海野康志郎(37)=山口・95期=の予選ラストは試練の6号艇。ただ、果敢な前付けで4コースを奪うと、手堅いレース運びで3着を確保。「とりあえず良かったですね」。最低ノルマをクリアし、ほっと胸をなで下ろした。
 

十分に戦えるだけの機力は確保している海野康志郎

 

 「威張れるところはない」と62号機の気配は平凡。ただ、「物足りないけど、誰と走っても戦える自信はありますよ」と胸を張る調整力に裏打ちされたペラ巧者ぶりは今節も健在で、上位勢とも渡り合える舟足にきっちり仕立て上げた。

 5日目の準優は再びの6号艇で登場。「また前付けに行かんといかんやん」と苦笑いを浮かべたが、準優11Rのメンバーを見るなり、「ワンチャンあるな」とニヤリ。ひとつでも内寄りのコースを奪う構えを見せた。あとは「Sとレースに集中するだけ」。通算4Vを誇る好相性の水面で、GⅠ6度目のファイナル切符をつかみ取る。

 ▼11R その海野が果敢にコース動いて、優出を果たす。1-6-245。
 ▼8R 機力に任せて強気に握る新開航とインの前田篤哉がやり合えば、寺田祥の突き抜けも十分。4-35-1356。

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