【からつボート・GⅠ周年記念】関浩哉「またあの舞台に立ちたい」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
準優12Rに3号艇で登場した関浩哉(30)=群馬・115期=は、1周1Mで「ロスなくタイミングもバッチリ」と自画自賛するほどのまくり差しを突き刺し、BSでは先マイを果たした末永和也を完全に捕まえた。ただ、2Mで差し返されて惜しくも2着。ファイナルは6号艇で挑む。

「出足、回り足には二重丸が付けられる」と相棒の18号機は素性Dランクながらも手応え十分。「間違いなくボートがいいおかげ」。2連対率43%を誇る良艇こそが、快走を支える屋台骨となっている。
昨年のグランプリファイナルの経験が何よりの財産。「プレッシャーはすごかったけど、一年間頑張る意味があるんだなと肌で感じました」。今年も当然目指すのはその最高峰の舞台。「コンスタントに結果を残して、そこを狙える位置にいたいし、あの舞台に立ちたい」。
優勝戦はそのグランプリと同じ6号艇で、「苦手なコースではないですよ」。最後も渾身(こんしん)のハンドルを入れて、今年のさらなる飛躍への起爆剤とする。
▼9R リズムに乗れない井上忠政だが、初日から気配は良好。カドからまくって憂さを晴らす。4-15-1256。
▼12R F2本持ちの福来剛がS慎重なら、定松勇樹が大胆に仕掛ける展開も。関がぽっかり空いたブイ際を突いて逆転を狙う。6=1-234