【尼崎ボート・GⅠ周年記念】渡邉和将のさらなる機力アップに期待
【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】
渡邉和将(35)=岡山・103期=は1、4枠の2走を1、2着と初日好発進。後半の8Rは3コースから握る和田拓也を、冷静に見ながら最内を差してBSでは次位争いに浮上。その後は好素性機の深谷知博との一騎打ちで、一度も前に出すことなく2走2連対をキープした。
今節タッグを組む1号機は当地の良機の一つだが前検では「ターン回りが良くなさそう」と課題も残していた。そんな舟足も「ターン回りは昨日(前検日)より全然マシ」と一定の上積みは図れた。「気になるところはあるけど、エンジンはしっかりしているのでペラで合わせたい」とまだまだ上昇の余地も残している。きっちりと機力アップを果たし、2日目以降も好成績をキープしてみせる。
▼11R インの河合佑樹が低調ムードで、渡邉が強気に攻めればアタマも十分狙える。3―146―全。
▼12R 出足軽快な丸野一樹がまくり差す。5―124―全。