【若松（ナイター）一般】鈴木秀茉　もう一皮むく

＜記者コラム・荒木翔吾の荒稼ぎ＞
　予選の３走で１号艇が回ってこない立場でも、本人の頑張りが実を結んだ。鈴木秀茉は予選最終走の２日目の２Ｒ２号艇を最低でも２着に入っておきたいところで、イン牧原崇を差し切る好プレーを見せた。「２日目が一番、エンジンの能力が出ていた。エース機らしさを感じた」。素性抜群機も本格化して、得点率6.67の15位で準優入りだ。
　仲谷颯仁や関浩哉らＧ１ウイナーを擁する115期の一員。鈴木は昨年11月のまるがめで、デビュー初優出を果たすなどの苦労人だ。「いい時と悪い時があって、悪い時に立て直せなくて…。良かったまるがめと同じく今節もエンジンがいいので、頑張りたい」。２回目の優出でもう一皮むきたい。
　▼９Ｒ　鈴木の機力なら「番狂わせ」はある。５＝１２３―１２３。
　▼２Ｒ　土井はデビュー戦のルーキーとは思えない乗りっぷりなので、３着づけ。１＝３―５。