【福岡（サマータイム）一般】荒れることが多い３大特選の優勝戦

＜記者コラム・森大輔の勝ち組の法則＞
通算優勝確率
枠　名前　　優出　 Ｖ　 ％
①古澤光紀　  97　15　15
②前田将太　163　40　24
③池永　太　179　47　26
④中辻崇人　256　67　26
⑤川野芽唯　  73　14　19
⑥三苫晃幸　  21　  1    4
　優出メンバーの通算Ｖ率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。
　１号艇の古澤光紀は15％でまずまずですが、勝負強いとまでは言えない数字。そして、前田将太が24％、池永太と中辻崇人が26％と明らかに勝負強い数字を出しているので、波乱の要素は十分と言えます。
　それと同時に覚えておきたいのが、３大特選の優勝戦は波乱の結末が多いということ。１号艇の成績を直近10年で見ても、新春開運は３勝７敗、どんたくは４勝６敗、お盆は５勝５敗で、３大特選全てで計算しても１号艇のＶは半分以下。とにかく３大特選の優勝戦は荒れることが多く、穴党ファンには垂ぜんのレースなのです。
　今回は前田を本命視したので、好配の使者に指名するのは中辻。通算Ｖ率20％超の３人で、イン以外のＶ率が最も高いのが中辻（中辻38％、池永29％、前田25％）。しかも、中辻は当地４Ｖのうち、２回が５コースと外コースから好配当を叩き出しているのも魅力です。