ボートレース

【下関ボート(ミッドナイト)一般】エンジンは使い納めなのに、なぜ?

【記者コラム・岡部貴礼のタカさ~んチェック】
 当地の現行エンジンは今節で使い納めとなる。年間を通して安定した噴きを見せてくれた66号機は岡祐臣が手にしたが、初日前半で転覆のアクシデントに遭い、無念の負傷帰郷となってしまった。

 岡は足を引きずりながらみんなにあいさつをしてから帰途に就いたが、それと平行して整備士による転覆整備も行われていた。使い納めなのになぜ?

 下関の整備長によると、次のエンジンの整備用に部品を残すためだという。この66号機はいわゆるセット(シリンダー、ピストン2個、リング4本)交換がされていない〝純正品〟。新エンジンの整備解禁は4月以降になるが、最初のセット交換が66号機の部品になる可能性も十分にある。舟券作戦のためにも、頭の片隅に入れておきたい。

 ▼9R 66号機同様に純正品の20号機を得た桑原啓は「伸びはいいけど回り足がない」と回り足に不安を抱えているが、「点検してみます」と整備室へ直行した。回り足が良化すれば上位着奪取も十分。山ノ内雅人の攻めに乗って連入も。4-6-全。

伸びは良好な桑原啓
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