【とこなめボート・GⅠ周年記念】中野仁照 記念の舞台でも「何とか結果を残したい」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
初日の6R、愛知の新鋭・中野仁照(23)=128期=が3号艇で登場した。「握れるコースだったので思い切り行きました」と1周1Mを果敢に握ってBSは2番手を航走。2Mもフルショットの好旋回で、追いすがる2号艇を競り落として2着でゴール。「3コースは好きなので、負けられないと思っていました」。充足感に満ちた表情でレースを振り返り、キラリと光る額の汗を拭った。
1R前に行われたオープニングセレモニーでは選手代表のあいさつを務めた。「(レースより)そっちの方が緊張しました(笑)」と照れくさそうに笑ったが、実に見事なスピーチでその大役を果たした。
GⅠデビューとなった2月の東海地区選(津)では2勝をマークし、水神祭も挙げた。今節はまだ2度目のGⅠ戦だが、「地元だし、落ち着いて走れています」と地の利のアドバンテージもあり、気負いも気後れも全くない。
「地元だし気合が入っています。予選を突破して、何とか結果を残したいです」。愛知のトップルーキーが大舞台でもひと暴れして、さらなる大飛躍を遂げる。
▼9R その中野が6号艇。相棒の12号機は中堅は十分。伸びる深井利寿が強攻策なら展開が向くだけに、浮上のチャンス。1-6=245。
▼11R チルト3度の菅章哉が人気を集めるようなら、素直にインの磯部誠から1-2-34が人気の盲点になりそう。
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