【下関ボート(ミッドナイト)一般】服部達哉が約半年ぶりの優出 自身3度目のVはなるか
前検から大幅な上積みに成功した服部達哉(38)=愛知・100期=が久しぶりの優出を決めた。
手にした73号機に前検では伸び不足を訴えていたが、初日からギアケース交換の整備に踏み切ると、これが奏功。予選を4戦3勝で4日目の準優勝戦9R1枠を手にした。レースでは5コースから佐藤博亮が握って攻めるが、これをしっかりインから受け止めて昨年9月のまるがめ以来、約半年ぶりのV戦の舞台に立つことになった。
「前検を思えば足はすごく良くなっていると思います」とレース後にはホッとした表情を見せた。「準優は雨の影響で合っていなかったですね。伸びやピット離れに影響が出ていましたし、重さがありました。杉山(裕也)選手の方が良さそうでした。ただ、合っていなくて回り足だけは良かったですね」と機力もターン回りを中心に充実している。
今期(昨年11月~)は期初めのFの影響もあり、勝率は4点台半ばに落ち込んでしまったが、「これできっかけをつかみたいです」。優勝戦は2枠。2021年6月の芦屋以来、通算3度目の優勝へ気合のSを決める。