ボートレース

【とこなめボート・GⅠ周年記念】〝冬眠〟から目覚めた北野輝季が予選突破へ挑む

地元周年で大奮闘中の北野輝季

 〝冬眠〟から目覚めた北野輝季(36)=愛知・101期=が予選突破を目指す。

 3日目は6枠の1走。道中は果敢に前を追ったが、6着ゴール。「感触は良かったんですけどね」と悔しさをにじませた。ただ、2日目まで1勝、2着2本の大奮闘の恩恵は大きかった。この日は大敗も得点率は6.75の9位に踏みとどまり、4日目の予選最終日へと向かう。

 「出足系でレースがしやすいし、ターン回りもいいですよ」と相棒の27号機の手応えは十分に得ている。

 90日の長いF休みを経て、今年は2月16日のびわこが走り始めも前走地の蒲郡でVを飾り、一気にお目覚めムード。「(F休み中は)お金が減っていくばかりだったので、今はひたすら必死に走っています」と一心不乱に目の前の勝負に徹している。「収入がないと、おいしいものを食べることもできないし、お金のありがたみを身に染みて感じました」

 4日目の予選ラストは9Rに3号艇で登場する。準優入りへのボーダーを6.00と想定すると3点の加算がノルマ。4着以上が絶対条件であれば、決して高いハードルではない。「せっかくこの舞台に呼んでいただいているので、何とか結果を残して応えたい」。目標とする予選突破に向けてもうひと暴れする。

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