【大村ボート(ナイター)一般】ヘルメット内に布袋寅泰を鳴り響かせて山本浩輔が予選突破へ力走
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
ピットに置かれていた、選手のカッパのデザイン柄に思わず目がくぎ付けになった。それはミュージシャン布袋寅泰のシンボル柄で、ファンの間では「G柄」と呼ばれているもの。なぜそれに気づけたかというと、私もファン歴41年。早速、その持ち主を探した。
持ち主は山本浩輔(47)=長崎・84期=だった。「ファン歴37年ぐらいです。静岡の石田章央さんと一緒に布袋さんのライブに行っています」と笑顔で話してくれた。
写真をお願いすると、「これも見てもらえますか」とヘルメットも持参してくれた。そこにはロンドンでもらったという直筆のサインまで入っている。「宿舎の持ち物も全てがG柄。宿舎に忘れ物をしても、全部が手元に帰ってきます」
愛犬の名はバンビーナ。布袋の有名なヒット曲から名付けた。「調子が良いときはヘルメットの中で布袋さんの音楽が鳴っていますよ」
予選最終日の2日目、準優入りをつかむ好走で、脳内に布袋の音楽を鳴り響かせる。
▼11R(山本浩輔) 6号艇でコースは遠くなりそうだが、藤原啓史朗の攻め次第で展開が向く。4-6=全。
▼12R(飯塚響) 相棒の40号機は、前操者の澁川夏が「伸びがいい」と評価した良機。センターからSを決めて全速攻撃。3-146-146。