【大村ボート(ナイター)一般】17歳の恵良琴美が日々奮闘中
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
常にピット内を縦横無尽に走り回る女子選手がいる。恵良琴美(17)=福岡・135期=が、上位着目指して奮闘している。最年少レーサーの出穂和鼓とは同学年の若さだ。
恵良は幼い頃から周囲に「ボートレーサーになりたい」と話していたという。両親は、「幼い子供が言っていることで、そのうち諦めるだろう」と考えていたそうだ。養成所の受験は一発合格。昨年11月に福岡ボートで初出走を果たした。
今のところ初出走のレース場ばかり。今回の大村も初参加。「レース場ごとに異なる調整に悪戦苦闘しています。同県の先輩選手からサポートしていただけるので、何とか乗り切っています」。空き時間を見つけては試運転を繰り返し操艇技術アップに励む。
「養成所に入る前から同県の渡邉優美選手に憧れています」。憧れが目標に変わる日が来るまで、夢を実現させた精神力を武器に奮闘する。
▼2R(佐藤ほのか) 「Sがしやすい」と相棒17号機に太鼓判。センターから一気に攻める。3-145-145。