【とこなめボート・GⅠ周年記念】V戦3号艇の平本真之「優勝から遠ざかっているし勝ちたい」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
準優10Rに3号艇で登場した平本真之(40)=愛知・96期=が、コンマ05の快ショットを放つと、「完璧なまくり差しを決めました」。自画自賛の鋭いまくり差しを突き刺して、優出一番乗りを決めた。
「しっかりと舟が返ってきてくれたし、状態としてはいい。行き足も問題ない」。快走を支える6号機の存在も実に頼もしく、「満足度としては90%かな」と相棒を高く評価した。
昨年はSGで3度の優出を果たしグランプリにも参戦。大崩れのない安定感のある航跡に一切の乱れはないものの、最後にVを挙げたのは23年8月の当地戦までさかのぼるほどに、優勝からは見放されている。それだけに、「最近はリズムが悪かった。優勝から遠ざかっているし勝ちたいですね」とVへの思いはひとしお。
優勝戦は再びの3号艇で登場。「(来年3月に蒲郡で開催される)クラシックの権利も欲しいですからね。悔いなく、いいレースをしたいです」。誰よりもVを渇望する男が、1年7カ月ぶりのVゴールを目指す。
▼12R 平本が再びのまくり差しから久々の美酒に酔いしれる。3-14-1245。
▼11R 菅が大外からまくって白星締め。6-12-123。
■ボートレースとこなめ 開催一覧(出走表・予想)
■ボートレースとこなめ 記事一覧
