【福岡ボート(サマータイム)一般】今回の準優〝も〟波乱含み
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
ここ一番でものをいうのは勝負強さ。そこで当欄ではおなじみの準優メンバーの準優突破率(直近20節)を見てみましょう。これは近況の準優における勝負強さを数値化したものです。
高ければ高いほど勝負強いということになりますが、ポイントは準優1号艇を上回る選手の有無。いる場合はその準優は波乱が起きやすく、いない場合は堅く収まりやすいということになります。
この観点で見てみると、今回の準優は10、11Rには上回る選手が存在して、12Rには不在。つまり、10、11Rは荒れる要素が大きく、12Rは少ないということになります。
当然、最も数値が高い選手を狙うのが基本で、10Rなら33.3%の藤田浩人、11Rは69.2%の尾嶋一広が怖い存在ということです。ただ、12Rには前付け策に出る藤丸光一が存在。当地のインは前付けがあると途端に弱くなるという傾向があるので、準優1号艇が3連敗した前節と同様に今回の準優3番も波乱含みということになります。