ボートレース

【児島・G1周年記念】スリット6番手からの挽回劇

窮屈なスリット隊形をはねのけた森定晃史

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 「Sと1Mで決まる」というのが通説のボートレースだが、それが絶対というわけでもないのが大きな魅力。初日1Rでは森定晃史が6番手スリットから2着に入り、4Rの秋山直之も同じく6番手スリットで2着。ともにセンター戦で、最悪とも言える包まれる隊形ながら、森定は握って、秋山は差して、それぞれピンチを脱出した。

 森定は機力の後押しもあってのもの。「握ってから舟が返ってくる感じが良かった」。遅れた位置から握っても、ただ流れるだけになることも多々あるが、そんな事態には陥らなかった。

 ただ直線に関しては「余裕がない」。ではどう対処するのか? 「気候も変わるかもしれないので、また2日目に乗ってから。でも成績がいい間は、あえて調整しないのが基本的な考えです」。ずっとどっしり構えていられるよう、好成績を続ける。

 ▼8R 菊地は強攻の可能性まであるので、森定にも好展開が訪れるはず。2-4=36。
 ▼9R 仁志は意外にイン実績が低いので穴を狙う価値はある。24-245-2345。

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