【徳山ボート・GⅡモーターボート大賞】今年、飛躍期待の横田貴満　平凡機獲得も悲観の色なし

　勢いに乗る佐賀支部勢で今年の飛躍が期待されるのが横田貴満（32）＝佐賀・119期＝だ。

　1月のまるがめでは悲願の初優勝を成し遂げた。「たまたまです。まるがめは4日制であれよあれよと得点トップでした。そのあとの芦屋ではエンジンを出し切れずでしたし、突き抜けられない感じがあります」と謙遜するが、今期（昨年11月～）勝率も6点台半ばをマークし、自身初となるA1級昇格をしっかり射程に捉える位置につけている。「ギリギリですね。勝率が落ちるのはすぐだし、今節は準優に乗れるように頑張ります」と前を向いた。

　前検で手にしたのはエンジン素性Dランクの34号機だったが、「ヤバいエンジンを引いてしまったと思いましたが、特訓は一人で乗っている分には違和感はありませんでした。出足も軽快さがありましたよ」と胸をなで下ろした。初日は4R1枠での1回走り。まずはここで白星を獲得して予選突破へ前進する。