【ボートレーサー養成所・修了記念】136期からは2人のSG覇者2世がデビューへ
SG2冠である寺田祥を父に持つ夢生(23)=山口=が、養成所最後のレースを白星で締めくくった。
「エンジンの伸びが良かったです。Sが他の人よりも早く行けたので、ここでまくりたいと思って行けました」と本番は5コースからコンマ07のトップSからまくり切る豪快弾を披露した。レースの3日前には父の祥に電話で、「最後のレースは5号艇と伝えたら、全速でまくり差してこいと言われました」と薫陶も受けると、「まくり差しではなかったけど、握って回って、1着が取れたので、これでいい報告ができそうです」と最高の土産話もできた。先にレーサーとして活躍する妹の空詩と一緒に「父、妹と親子3人でレースをしたい」。〝競闘〟できる日を夢見てデビュー戦を待つ。
もう一人のSGタイトルホルダー中澤和志の娘、英里(19)=埼玉=も1年間の厳しい訓練に耐え抜き晴れの日を迎えた。修了記念レースでは、1号艇から臨むも4コースの久保田凪紗にまくられて3着。
レース後の取材では「父が偉大な存在と気づかされました」とそれまで身近だった父を改めて尊敬。和志は「養成所に行くからには途中で帰ってくるな」と厳しいながらも、愛のあるエールを送っていたことを明かした。プロデビューして父と一緒のレースにあっせんされた時は「ばんばん、父にボートのことを聞こうと思います」とこれから始まる選手生活に胸を膨らませた。