【大村ボート(ミッドナイト)一般】水神祭を目指す西岡蒼志「そろそろ1着を取らないと」
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
「今が買い時かもしれません」。昨年5月デビューの新人レーサー、西岡蒼志(20)=香川・134期=が当地初お目見えだ。
「4、5コースにも入ります」と今節から外枠をフル解禁。その言葉通りに初戦は枠なりの5コースを確保した。一時は3番手を航走するも、6号艇とのデッドヒートの末に惜しくも4着。「3着は取りたかったですね」と悔しさをにじませた。
後半8Rも艇番通りに4コースから臨んだが、6着の大敗。ただ、着取り以上に道中の力感あふれるレースぶりは見応えたっぷりだ。
今節の目標も当然デビュー初白星。同期は既に10人が水神祭を挙げているだけに、「自分も負けていられないし、そろそろ1着を取らないと」と自身にハッパを掛けた。
「今節、水神祭ができたら一緒に(水面に)飛び込んでください(笑)」とちゃめっ気たっぷりに語ってくれたダイヤの原石が、「乗りやすいです」と早くも好印象を得た水面でひと暴れする。
▼3R 「ペラは自分の好きな形が見つかりました」。調整面でも手応えをつかんだ西岡がカドから一発狙う。4-15-125。
