【大村ボート(ミッドナイト)一般】田中宏典が大奮闘 18番目の準優切符を獲得
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
「休んだ分しっかり稼がないと」。フライング休み明けの田中宏典(25)=佐賀・129期=が、その言葉通りに奮闘中だ。
2日目は2、5枠の2走。前半2Rは、2コースから差して勝利。1周BSでは、人気を集めていた3号艇の佐藤博亮に肉薄されたものの、2Mで果敢に握ってその佐藤を振り切った。A1レーサーに競り勝つ大金星に、「穴を空けちゃいました」とにんまり。3連単は2万円を超える高配当となった。
予選突破へ向けて3着以上が絶対条件だった後半12Rでも、殊勲の走りで3着を確保。18番目の準優切符を手中に収めた。
宿舎への帰り際にその吉報を知ると、「よっしゃ!」と喜びを大爆発させた。
準優は6号艇で登場する。「展開待ち…」と言いかけたが、「いや、頑張ります!」。初のファイナル進出へ、自力でその扉をこじ開ける。
▼11R その田中は、「伸びはまだ足りないかも」と機力こそ万全の域には到達していない。ただ、「ペラ調整でしっかり上積みしたい」。機力を底上げして大一番に挑む。1-6-234。
