【尼崎ボート・GⅢオールレディース】平高奈菜 3節連続Vの可能性つなぐ

2節連続優勝中の平高奈菜(37)=香川・100期=が、準優12Rで2着に入って優出切符を確保。3節連続Vへの可能性をつないだ。
目立つパワーではなくてもどうにかした。枠なり3コースからのまくり差しは入り切れず、2Mは後続に迫られながらのターンでスタンド側の消波装置に激突寸前。「引き波に弱いので2Mは乗れたもんじゃない」。それでもボートを制御して2番手を守ったのはさすがの技量だった。
2節前のVが新設プレミアムGⅠの「スピードクイーンメモリアル」(浜名湖)。前節のVは蒲郡のオールレディース。どちらも優勝戦1号艇でのもので、ずっとシリーズの中心として戦ってきた。
今節、何かにつけて「疲れた」という感想がこぼれたのも、この2節の気疲れを思えば納得。ただ今回は優出4号艇。余計な気負いがなく臨めることは、お疲れモードにあってプラス材料になる可能性は大きい。実際、「3節連続優出でリズムはいいですね!」と気持ちは前向きだ。
優勝戦4号艇は過去、21戦5Vとかなりの実績を誇る。自然体の好ターンで3節連続Vの快記録を目指す。