【尼崎ボート・GⅢオールレディース】〝年間タイトル〟の行方はいかに!?
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
尼崎の本年度最終開催は、エンジンの使い納めでもある。一年にわたって抜群のパワーを披露した4号機(今節は今井裕梨)と44号機(藤田美代)はダブルエースと称され、4号機が優勝6回とトップの数字を誇れば、44号機は5回。これに次ぐのは2回(3基ある)なのだから、この2基がどれほど活躍したかが分かる。
加えて勝率も、両基とも6点台半ばで3位以下を大きく引き離す。そして、面白いことになったのが1着数。今節開幕前は、藤田の44号機が70勝で最多、次いで今井の4号機が69勝だったのが、今節1勝の藤田に対し、今井が2勝を挙げたことで、ともに71勝で並んだのだ。
これがもし個人のタイトル争いだったら最高に盛り上がる展開。ただエンジンは、大して話題になることもなく、これをもって廃棄されるだけというのは、ちょっぴり切ない。
▼1R 4号機の今井が〝単独最多勝〟へと強攻。実績機の大外・南彩寧まで引き込めば配当は上がる。3-全=6。
▼10R 好素性1号機の加藤奈月も、節を通じてパワフルな走りが光った。最後に舟券絡みへ。14-3-全、14-1245-3。
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