【大村ボート(ミッドナイト)一般】「質のいいSでプレッシャーをかけたい」伊藤将吉が本領発揮でVを狙う
伊藤将吉(46)=静岡・85期=がS攻勢で、2014年6月以来の大村Vをもぎとる。
今節相棒となった56号機はここまで2優出し、Bランクのエンジンながら前検は「普通ぐらいの足ですね」と平凡そのもの。それでも「気温に合わせて調整します」と機力アップへすぐさま腕まくり。すると、その調整がピシャリ。予選を4戦3勝オール2連対。得点率も2位で通過するほどまで引き上げた。「エンジンはしっかりしている」と勝負どころでも好調さをキープ。準優もしっかりと逃げ切ってファイナルへ駒を進めた。
迎える優勝戦は2号艇。「回った後の立ち上がりから二の足にかけてもスムーズだった」と2コース戦にはうってつけの仕上がり。「Sもある程度のところまで見えている。質のいいSでプレッシャーをかけたい」。持ち前のS力を存分に発揮して有終の美を飾る。