【若松ボート（ナイター）SGクラシック】SG初参戦の入海馨が〝平常心〟で挑む

【記者コラム・岡部貴礼のタカさ～んチェック】
　今節、SG初出走なのが入海馨（29）＝岡山・116期＝。昨年の8月の芦屋周年記念で悲願のGⅠ初Vを達成してSG出走にこぎ着けた。

　そして、今節の相棒となったのは2連対率が25％と低調な29号機。前検は伸び不足を訴えて本番はどうなるか心配されたが、前半3レースでは「Sだけは行かないと」と3コースからコンマ05の好Sを決めてまくり差しハンドル。艇間を割ることはできなかったが、最後まで3着争いを演じた。

　「足自体はそこまで悪くなさそうですね。SG初出走だけど、エンジンの数字がないのでそんなに緊張していませんでした。それに（支部の先輩の）茅原（悠紀）さんから『いつも通りにしていろ』と言われています。だから、いつもの作業に没頭しています」とレース後にはギアケースの調整を施し、普段と変わらぬ表情を見せていた。

　後半11Rでは再びSを踏み込んでSG初の舟券貢献となる3着。2日目は6枠の1回走り。〝平常心〟でどんな走りを見せてくれるのか。

　▼6R　入海が最内を差して連絡みも。14－6－全。

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